『ライズ』は、Switchの画面酔いでほとんど遊べませんでした。
特に酷かったのが百竜夜行で、横から後ろから理不尽にぶっ飛ばされて、画面が強制的にぐるぐるし、心が折れ、胃が拒絶して遊ぶのを止めました。
『サンブレイク』は、PC版の体験版の印象が良かったため、友人と遊ぶためにSwitch版を買ったものの、やっぱり画面酔いして、友人の全力キャリーでストーリークリアしました。
Switch版は画質が粗い
Switchの手持ちで遊ぶ人は、楽しく遊べるそうです。
Switch版をテレビに映して遊ぶ人は、画面の粗が明瞭に見えて、画面酔いしやすいみたいです。
実際のところ、画面酔いに関していえば、『ライズ』より『サンブレイク』の方がひどかったです。
モンスターがめちゃめちゃ動き回ります。しかも猛スピードで。
Switchの30fpsでモンスターを追い続けたら、「胃」が拒絶反応を示しました。
「酔いにくい設定」を駆使しましたが、最高に慣れても1日最大5クエストが「胃」の限界って感じでした。
遠くまで動き回るモンスターを追いかけまわすゲーム
私が感じている『サンブレイク』は、遠くまで動き回るモンスターを追いかけまわして貼り付ける器用なハンターが「強い」ゲームです。
モンスターを追いかけまわすための新要素「翔り蟲」や「鉄蟲糸技」がふんだんに与えられ、スピード感も躍動感も抜群です。
Switch版は使い慣れた「操虫棍のみ」でストーリークリアしたのですが、ライズではワールド時代の古き良き操虫棍の延長線上だったのが、サンブレイクでは全く新しい操虫棍に出会えます。
(急襲突きもどきの)降竜の裏には覚蟲撃が、飛円斬りの裏には四連印斬が、ジャンプ突進斬りの裏には操虫斬りが、自己ジャンプに加えて鉄蟲糸跳が……
裏というのは、「入れ替え技」システムで、古き良き飛燕斬りを使いたいハンターが使い続けられるように選択制になったのです。
しかし、新技はどれも楽しくて、気付けば新技だけで入れ替え技セットを組んでいる自分に驚きました。
モンスターを追いかけまわす技術を磨く行為に特に楽しい要素はないと感じた私でも、新技は楽しかったです。
他のゲームだと、一旦敵に視認されたら、どちらかが倒れるまで許してくれないでしょ?
「うぎゃー、許してー。」っとか思いながら、なんとか捌いていくのを楽しいと感じる私は、『サンブレイク』のモンスターに対して「動くにしても、遠すぎ!」、「おーい。どこまでいくの?」、「ねぇ、戻ってくる?」などとげんなりする気持ちも強かったかな。
別のフィールドにも移動しまくるので、「戦意を失ったモンスターを追いかけまわすのって、どうなの?」とやれやれ気分で追いかけていました。
ただ、フィールドが複雑になったのにファストトラベルポイントが少なくて、追いかけるのは本当に面倒でした。
他武器にパリィとカウンター技が増えたのが羨ましい
「操虫棍のみ」で遊んでいると、気づきにくかったのですが、Youtubeを見ていると、パリィやカウンター技が増えたようです。
楽しそうです。
純粋にうらやましい。
正直に言ってしまうと、それぞれの武器の遊び方が複雑化していて、他の武器に手を出すハードルが高くなった印象も強いのですが、それでも楽しそうだからやってみたくなります。
遊びの「奥の深さ」でいうと、最強クラスのゲームですね。
ボリュームは十分
全クエスト終えてからラスボスに行きたいタイプですが、画面酔いの都合で最短コースに近い形でクリアしました。
埋めていないクエストが、猛烈にたくさんあります。
そこそこ面倒くさいレベルに。
クリア後のエンドコンテンツは、まだ始めていませんが、それなりに沼れるボリュームだった上に、アプデにより更にボリューム増。
まぁ、当へたはん的には、エンドのエンドまで行けるとも思えないので、十分以上のボリュームだと感じています。
モンスターの個性と魅力が落ちた気がする
中盤以降、似たような見た目と似たような行動のモンスターが多かったように感じました。
シャガルマガラとゴアマガラ?
フィールドに出てきた別のモンスターを間違えて倒しちゃうこと複数回。
クエスト前にハンターノートで姿を確認してから出かけるようになりました。
発売当初の『モンハンワールド』では、見た目や行動の「かぶり」は少なかったけれども、「ボリューム」が少ないと批判されていたみたいですし、既存のモンハンファンは、似たようなモンスターでも討伐対象が沢山いることを好ましく感じるというマーケット分析なのかもしれません。
それから、ネタバレにならないように気を付けながら、個人的に魅力を感じなかった「ラスボス」に触れると……
私はひたすら「うわっ。汚ならしい!」、「ぎゃー。汚なーーーー!」、「汚い、汚い、汚い!!」っと、同じ言葉を連呼していました。
私を助けてくれている友人が聞いているのに、暴言が止まらず困りました。
ちなみに友人は、私がギャーギャー言うまでそのように感じていなかった模様。
これだからベテランハンターってやつは……
というわけで、個人的にラスボスが繰り返し会いたくないタイプだったのは魅力低下ポイントでした。
アイスボーンのラスボスも怖い顔だったし、慣れの問題かもしれません。
めちゃめちゃよかった点
めちゃめちゃよかった!というか、『サンブレイク』を購入することに決めたポイントは、百竜夜行が廃止されたことでした。
あれの画面酔いはトラウマで、『ライズ』はほとんど遊ばずに止めちゃったので、なくなって、ほんと、嬉しい。
振り返ってみれば、ストーリー上、避けて通れない百竜夜行クエストは「たった2クエストのみ」なので、大した影響はなかったのですが……
発売当初に百竜夜行がライズのエンドコンテンツだと勘違いして、戻る気になれなかったんですよね。
タワーディフェンスという新しいことに挑戦する姿勢は素晴らしいと「心」は肯定しても、「胃」からきっぱり拒絶されては、ねぇ……
好ましく感じた点
重ね着フレンドリーな環境が、このましい。
ストーリー中のキメラ装備はダサすぎて笑えて、あれはあれで大いに愉快ではありますが、好みの見た目で動き回れるのは、ポイント高いです。
ぶっちゃけ色使いやデザインは『ワールド』時代の方が好みですが、『サンブレイク』の方が種類が多くて楽しいです。
ちょっと残念な点
リザルト画面の背景スクショがイマイチかも……
フィルターを取らないとよく見えません。
上のスクショは、Switch版の『サンブレイク』のリザルトスクショの中で唯一、気に入っている画像です。
躍動感ある!
でも、『ワールド』や『アイスボーン』の時は、かっこいいスクショがもっと多かったんですよね~。
モンスターが何故かカメラ目線だったりして、躍動感も、表情も、個性も出ていました。
『サンブレイク』は、気に入ったスクショが1つしかありません。
もしかすると狩りが下手になったからかも?
痛みを伴う残念な点
モンハンのダッシュって、歴史的にコントローラーの右バンパー長押しなんですかね?
私が使っているSwitchのコントローラーのバンパーが固いので、長押ししていると人差し指から手首までが痛くなります。
バンパーって、パリィ用で、パッとタイミングよく押すボタンじゃないの?
この場所を長押しするのはつらくないですか?
まぁでも、歴史的にそうなら仕方ないか…
右の手首がとても痛かったです。
最後に
PC版の『サンブレイク』を購入して、14武器周回を始めました。
ガルク重ね着装備「なりきりメイケン」とアイルー重ね着装備「なりきりシマミケ」の早期購入特典が、明日までらしいと聞いて、なんとなくフラッと買ってしまいました。
しかも、デラックス版です。
つまり、これまでなんだかだ書いてきましたが、同じ商品を2回、しかもPC版はデラックス版を購入するレベルには良作のポテンシャルを秘めた作品だったということです。
最後までお読みいただきありがとうございました。