スタートレックの新シリーズ『ディスカバリー』がNetflixで放送されています。

ドラマシリーズとしては、「エンタプライズ」以降10年以上のブランクがありました。

時代設定

『ディスカバリー』は、2256年~の時代設定で、『オリジナルシリーズ』(2264~69年)より前の時代(prequel)です。

スタートレック史で最も時代設定が古いのは、『エンタプライズ』(2151~61年)ですので、一番最初ではないけれど、エンタプライズの途中ぐらいと同じ時期ですから、かなり初期の設定です。

どうせなら2300年代とか、一番遠い未来のストーリーにしてもらいたかったな…

1話完結型ではないストーリー

今回のスタートレックは、キャプテンがドーンと存在感を放ち、キャビンクルーがあれこれトラブルに巻き込まれながらそれぞれの専門知識や性格・種族の特徴を活かして活躍するいつもの1話完結型の『水戸黄門』的なパターンじゃありません。

クリンゴンとの戦争が始まるところから、新しい技術で巻き返そうとして、並行世界に飛ばされて、戻ってきてから終戦まで、完結することない続きものです。

キャプテンではない主人公

主人公は、キャプテンではなく、ファーストオフィサーから反逆者へと転落したマイケル・バーナム(女性)です。

ストーリーは彼女を中心として進み、キャプテンも、クルーも、コロコロ変わりますし、特徴のあるクルーの登場は、中盤~後半まで待つ必要があります。

しかも、キャビンクルーの半分は紹介されないままシリーズが終わります。個人的にはロボみたいな人が気になっています。

シリーズ2を乞うご期待!って感じでしょうか?

ぶっさいくなクリンゴン

クリンゴンはスタートレックでは常連の異星人です。

私は「フェリンギ」のファンですが、『Big Bang Theory』の主人公たちがクリンゴン語をマスターしていたりするので、クリンゴンのファンの方が多い印象です。

今作では、このクリンゴンがぶっさいくで目が当てられません。怒っている人、多いんじゃないかな…

クリンゴンと言えば、『ネクストジェネレーション』と『ディープスペースナイン』でスターフリートのメンバーとして登場した、ウォーフ、最初の妻ケイリー、息子のアレクサンダーをはじめとして、異文化圏の異星人ではありますが、独特の愛嬌がありましたし、不細工ではありませんでした。

私のイメージのクリンゴンは、おでこ広めだけど、髪はふさふさの長髪で、お髭をたくわえている感じ。

今のクリンゴンは髪の毛も、おでこも、かわいげも何もなく、全くしっくりきません。

あそこまで不細工にする必要はなかったのでは??って感じです。

他の異星人たち

主人公のマイケル・バーナムは、かの有名なバルカン人と人間のハーフである「スポック」のお父さん(=サレク)が戦場から助け出して育てた、人間の養子という設定です。

ってことは、マイケルはスポックの妹という事になります。

え?

スポックってば、妹のことどんだけひた隠していたの??

微妙。

こういう背景から、バルカン人はちょいちょい出てきますが、他のシリーズとおんなじ見た目です。

私の好きなアンドリアンは、まぁまぁ今までと同じっぽい感じでした。

今のところ、ひどい扱いを受けているのはクリンゴンだけ?

ダークなトレック

ストーリーは、ダークです。悪トレックです。

2人目のキャプテンのローカは、ハリーポッターでドラコのパパ(ルシウス・マルフォイ)を演じたジェイソン・イザーックスです。

これがまた、ミステリアスかつダークなキャラです。

全くもってスターフリートキャプテンな感じがしません。

新しい!

水戸黄門の「格さん」が反逆を起こして、「黄門様」こそが悪代官だったぐらいの衝撃です。

私は「トレッキー」じゃありませんから、悪トレック大歓迎ですが、トレッキーの皆さんは嫌いかも。

えぐすぎる並行世界

第1シリーズ、第10話から、並行世界でのストーリーが始まります。これがエグイ。

並行世界はスタートレックではちょいちょい出てくる概念ですが、『ディスカバリー』はこの並行世界に長期滞在します。

これが残酷すぎて、気持ち悪くなります。最近のゲームとかの影響を受けすぎ?

ワープを越えたワープ

それから『ディスカバリー』の移動速度、反則気味です。笑。

初めてワープ速度を達成した『エンタプライズ』では、ワープ4が最大、『ネクストジェネレーション』(2364-2370)ではワープ9が最大だった気がするのに、今作のスポアドライブはワープ速度をはるかに超えて瞬間移動します。強力すぎ!!!

時代設定は『ヴォヤジャー』(2371-2377)以降でよかったんじゃないの?っと思えなくもありません。

※しかもこのスポアドライブ、盗作疑惑が出ています。

ラブ&ロマンスが多い

ディスカバリーには、スタートレック初のゲイカップルがいます。優しいカップルで応援したくなります。それを含めて10話までに3カップルとラブ多めな印象です。

設定の時代が古い順に『エンタプライズ』(2151~61年)の時はクルー間の恋愛禁止の雰囲気でタッカーとティポールは風説を気にしていた感じ。

『オリジナルシリーズ』(2264~69年)はクルー間でのラブというよりは、宇宙人とラブなイメージ。

『ネクストジェネレーション』(2363~70年)や『ヴォヤジャー』(2371~78年)ではクルー間かつ船内での結婚&出産ありっというように緩和されていく中で、『オリジナルシリーズ』に近い時代設定の『ディスカバリー』(2256年)では、あちこちでラブラブっていうのはどうなの?

応援したくなる好感度が高いカップルなので、いいんですけれどね。

いろいろな面で、時代背景を初期にしないで、一番遠い未来にした方がしっくりきそう。

最後に

スタートレック『ディスカバリー』の第1シリーズは、スタートレックの倫理観に合わない感じがするので、まったく新しいドラマだと考えれば、結構面白いSFシリーズだと思います。

混雑気味の時代にゴリ押し気味で悪トレックをねじ込んだことでいろいろケチがついちゃう気がします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者: のろのろ

ブログのカスタマイズをしては、備忘録を書いています。2017年4月にワードプレスデビューし、試行錯誤しながら寝落ちする感じのへなちょこブロガーです。

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