スタートレックシリーズの好きなキャラって誰だろう?っと考えた時、最初に浮かんできたのが「Q」でした。
1番好き!というわけではないのに最初に浮かんでくる、強烈なキャラです。
Q連続界(Q continuum)の存在は全て「Q」という名前なので、こんがらがりますが、キャプテンピカードが活躍するネクストジェネレーションの第1話に出てくるジョン・デ・ランシーが演じる「Q」が私が好きな「Q」です。
Qは時間、空間、物理法則など、なんでも自在に操れる超次元の存在です。
自身の姿形も自在に変えられるのですが、人間に理解できるようにと、人の姿で現れます。姿は人なのですが、毎回すごいコスプレで現れるので、結構なインパクトがあります。
毎回おもしろいテーマを引っさげて登場しますが、進め方が超絶ツンデレです。
単なる暇人のかまってちゃんですし。
キャプテンピカードに、”Q, not now!”となどと怒られ、露骨に嫌な顔をされても、どこ吹く風で、ニヤニヤしながらメンバーを掻き回す困ったさんです。
堅物でプライドが高く融通が利かないキャプテンピカードを翻弄して楽しんでいるのがありありと表現されており、相手にせざるを得ないキャプテンピカードの苦虫を噛んだ様な対応と絡みが見どころかな。
キャプテンピカードには、子供、ロクサーナ・トロイ、Qなどいくつか避けて通りたい相手がいましたが、いずれも相手からは好かれているところがいいですよね。
DS9のキャプテンシスコは、本気でキレるので、楽しくなかったのか、登場は一度だけだった気がします。
キャプテンシスコは、時空と空間をそこそこ操れるワームホールエイリアンの使者としての役割を最初の数シリーズという長きに渡って拒絶していたレベルで価値観を変えられないお方。
ワームホールエイリアンよりも全能な「Q」なんて論外でしょうねw
一方、ヴォヤジャーのキャプテンジェーンウェイは、Qの扱い方をよく心得ていて、あしらい方が上手かった!
そもそも彼女の場合は、最初にデルタクオドラントに吹っ飛ばされて、見るもの、聞くもの、すべてが初めて尽くし!
Qの存在は、彼女にとって、不思議にまみれた日常の一部だったしね。
Qも気に入っていて、求婚してみたり、我が子を弟子入りさせてみたり、なんだかいい関係を気づいていた様な気がします。
そう考えると、なんだかだで、キャプテンピカードが一番よく構ってくれた大事な友人って感じでしょうね。
単に迷惑な存在というだけでなく、未知である事に恐怖を抱いてエイリアンを攻撃しようとしていたところを、思いとどまるキッカケになったり、ボーグの存在を早めに経験させてもらったり、違う人生の選択を経験させてもらったり。
「Q、もう出てくるな!」とか言いながら、なんだかだで大事なことを教わり続けた感じがします。
繰り返しになりますが、Qの手法がツンデレだから、鬱陶しがられて、茶化されていますが、テーマ自体はクオリティーが高いと思うのですよね。Qエピソード。
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