最も怖いのは”身の丈サイズ”の勘違い

貯金において”見栄っ張り”よりも恐ろしいのは、”身の丈サイズ”の勘違いだと思っています。

関連記事「お金が貯まらない”見栄っ張り”は、才能に溢れている」でも書いたように、見栄っ張りさんの場合は、目線が上向きなので、やり様によっては収入増側に花開くポテンシャルを秘めているハズ。

“身の丈サイズ”の測り違いは、違います。
これは日々の生活で少しずつ足元をすくわれて、お金は減る一方です。

海外赴任という期間限定の下駄をはく

海外赴任になると、苦労もいっぱいしますけれど、大抵の場合、自分のお給料では住まないような広めの家に住むことができます。

というか、日本より狭い家を探す方が難しいカモ。

駐在妻だと、お手伝いさん、子守りさん、運転手さん、広い家、高級ランチ、スパ、毎週末の旅行などなど、バラエティー豊かに楽しめるらしいです。

一日12時間労働&出張まみれで「自宅=洗濯機」状態のへぼ独身駐在員目線では、広い家が唯一のベネフィット…(号泣)
注:イギリスに来てから、残業を止めて、ブログを書いています。(←)

海外赴任が10年目にもなると、身の丈よりも広い家が標準になってしまいます。
最近この”身の丈サイズ”の勘違いが最も危険だと気づきつつあります。

身の丈サイズの家は30平米

家賃は手取りの1/3以下にしましょう!というような有名アドバイスがありますが、お給料を1/3も持っていかれる家計最大の費目で、”身の程サイズ”を超えると絶対にお金は貯まりません。

もともと東京で暮らしていた時の部屋は30平米でしたから、帰国しても30平米の家が”身の丈サイズ”。

今住んでいる家のリビング(=リビングダイニングキッチン、5m x 6m)と同じ広さです。メインブログに写真があったので、転用します↓

uk living room 30 sqm
引っ越したばかりの頃のリビング

日本に戻ったらこのスペースに家のすべてが詰め込まれるのですから、今の家は超贅沢です。

最大費目の「住居」に関しては、帰国後は絶対に30平米と自分に言い聞かせています。

それでも、前より駅近、前より会社に近い、などなど家賃が高くなる要因はたくさんありそうですので、時期が近づいてきたら猛勉強しなければなりません。

ムダ遣いの多くが無自覚

この他の生活費については、居住国の庶民的生活がどんなものか詳しく知らないで暮らしている10年の間にどれほど金銭感覚がズレているのか想像もつきません。

なんとなく、周りのイギリス人よりケチケチしていると思い込んでいますが、実情は定かではありません。

この点、日本は、ブログコミュニティーで、家計簿を公開したり、マメな人が多くて助かります。

他人と比べて生活費が少なければよいという問題ではありませんが、ムダ遣いの多くが無自覚の所作なので、他の人の改善点を自分に当てはめて考える機会が多いに越したことはありません。

跂(つまだ)つ者は立たず。
跨(また)ぐ者は行かず。

下駄を脱いだ後は、つま立つことなく、身の丈に合わせた息の長い節約生活を続けたいものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。