ブログ文の書き方3、”リード文”を書いていますか?

論文は「起承転結」、ウェブライティングは「導入→本文→まとめ」だと言われます。ふわっと入って、グッと引き込んで、キュッと結ぶ。てな感じ。”リード文”とは、この記事の導入部分の事で、新聞、ニュース記事の構成要素の一つです。概要タイプ、要約タイプ、釣りタイプ、問題提起タイプ、両極衝突タイプの5つをよく見かけますね。

この”リード文”をメタディスクリプションに指定すると、面白いほど検索スニペットに使ってくれるので、プロは魂を込めて書いているんじゃないかな…

作文練習のためにブログを書いているアマチュアな私にとって、リード文は最も訓練になる部分です。

“リード文”(=導入文)の5つのタイプ

英語圏(現在居住地)と日本語圏ではリード文のありかたが若干異なるみたいですが、私が理解しているリード文の一般的なタイプは、下記の通りです。

「概要」タイプ、記事の5W1Hを伝える

5W1Hスタイルは、伝統的な手法で、明確・簡潔に記事の全貌・概要を伝えるというか、詰め込む感じですね。

日本人が英語を学ぶときに出てくる疑問詞「5W1H」と同じで、What(何があったのか?)、Who(誰が関係しているのか?)、Where(どこで起こったのか?)、When(いつのことか?)、Why(何故起きたのか?)、How(どのように起こったのか?)ってやつです。

ニュース系はこれですね。私のリード文は、このタイプを目指しています。

「要約」タイプ、結論から書こう!

日本語圏のSEOサイトでよくおススメされている結論を先に!というタイプです。

問題解決・ソリューション系の記事においては、何ができるようになるかを予め伝えることで、まず読者の信頼を得ることができます。このブログのカスタマイズ系の記事には、このタイプが適しています。

ストーリー系の記事で要約タイプにしてしまうと、結論を知っている読者を最後まで楽しませるための「ストーリーテリング」の腕が必要ですね。

私は腕が良くないので、このタイプだと最後の「リード文」と「まとめ」の書き分けができず、まったく同じことを書いてしまいます。苦笑。

「釣り」タイプ、網にかかったらこっちのもの!?

敢えて内容や結論を明確に書かないことで、読者の興味を引き、ページに誘導する手法。

(日本語圏の)有料・会員記事でよく見かけるタイプです。RSSの抜粋によく使われていますね。

ニュースメディアや人気ブロガーさんたちが多用していることで、目に触れやすく、こっちの方がプロっぽく見えなくもないという微妙な環境です。

先に書いた5W1Hでは予告を詰め込んでいるのに対し、こちらは内容をほんの少しチラ見せして後は誘導に専念する映画のトレーラー風です。

情報が有用かどうか?だけではなく、気持ちをのせる効果があります。「調べなきゃいけないから検索する」という精神状態から、「何々?どういうこと??」という気持ちに切り替えた上で楽しく読んでもらえる可能性が高くなります。

問題提起・疑問投げかけタイプ

釣りタイプと結論からタイプの折衷版で、何について書かれた記事なのかを明確にした上で、答えは見せず、本文にて紐解いていく手法です。

読者の興味を引いた後は、対話形式との合わせ技で読者と共に結論へと歩みを進めることで、共感をもってもらえます。問題提起でスタートしているにも関わらず、問題解決型よりもストーリー型の記事の方があっていそうです。

2つの意見をぶつけるタイプ

リード文で読者を引き込むためには「結論を先に書く方が良い」という意見と「釣り技術を磨いて小出しにする方が良い」という意見に分かれます。それぞれの意見を長所・短所をまとめてみました。といった風に、2つの対立する意見を並べて、ストーリーをつないでいくタイプです。

ここでもストーリーの方向性が明確に示されているものの、展開は分からない為、最後まで読んでもらえる可能性が高まります。

私が”リード文”を書く動機

私は説明下手で、常に職場での同僚とのコミュニケーションに悪戦苦闘しています。作文への苦手意識も非常に強く、何とかしたいという気持ちがブログを続ける原動力になっています。

しかし書けば書くほど読者に申し訳ない気持ちが増してきます。このため、少々言い訳がましい理由でリード文を書いています。

記事を読むかどうかは、読者に決めてもらう

私は結論と記事の内容を先に書くようにしていますが、これは読者が早いタイミングで「読まない」決断をできるようにするためです。

時間をかけた後にがっかりされるよりは、早めに閉じてもらう方が気が楽なのです。

最後まで読んでもらうために魅力的なリード文でひきつけるべきところを、先に「これが全部です。続きを読むかどうかは自分で判断してくださいね」っと白旗を上げている感じです。

誰が書いたどんな記事でも、読むかどうかは常に読者が決めているのですが、楽しく読んでもらおうというサービス精神や言いたいことを伝えたいという気概よりも難を避けたい気持ちが勝ってしまっています。残念なヤツです。

自分用の脱線予防線

説明下手の特徴なのか、あれこれ沢山言葉を重ねて説明したがります。その結果、あっちこっちに脱線して、気付いたら4,000字ぐらい書いていたりします。冒頭と結論に関連性が無くなってしまうことが頻繁に発生しますし、脈絡がありません。

リード文は最後に書くとよいというアドバイスを多く見かけましたが、それは記事を書くのがもともと上手な人が「最終確認と仕上げ」としてなら良いでしょう。作文下手な私は、先に記事の内容を決めて、そこから逸脱しないで結びまで到達するトレーニングが必要です。

1,000記事以上ある下書き状態の「ボツ」カテゴリーの記事にリード文を書いてみると、手遅れ感が半端ありません。

数千字のボツ記事を読み直して、強引にリード文を書き、出来たリード文と関係がない内容を削除して、なんとか公開記事を増やそうとしているのですが、リード文があることによって残す文章を決めやすくなります。

新しい記事を書く際にも、先にリード文を書くことによって脱線を自制する力が働いて、非常にまとめやすくなりました。

それでも脱線してリード文を書き直すこともありますが、修正箇所=脱線開始地点なので、どこからズレ始めたのかが見えやすくなります。

作文トレーニングにおススメ

私の場合、作文が下手過ぎて、どこがいけないのかを判定できません。

オンチな人が自分がオンチさを認識できないのと近い感覚です。

本文がリード文に沿っているかどうか?のYes/No判断は、他の作文技術より簡単です。作文ベタで頭を抱えているお仲間におススメです。

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