ゲーム 「Horizon Zero Dawn」 レビュー

現代の文明が滅びた未来の地球。生まれながらにして異端者としてソサエティーから爪はじきにされ、自然と機械獣の脅威に晒されながら、生きる術を学びながら育った主人公アーロイ。自身の出自を知る為に参加したソサエティーの戦士選出戦に参加をきっかけに運命の歯車が動き出す。

ホライゾンゼロドーン

基本情報

原題Horizon Zero Dawn
タイプアクションRPG
開発元ゲリラゲームズ
プラットフォームPS4
評価5

これまで遊んだ中で一番面白かったわけじゃない。けれど、ケチのつけようがないというか、そつがないゲームで、☆5つです。

感想

秘境散策たのしい!

映像がキレイ。めちゃめちゃキレイ!!!

マップはスタンダードなオープンワールド式。遠景、近景の共に美しく、そこらじゅうをウロウロ秘境散策するのが楽しくてサブクエが捗りました。

但し、ゲーム内が夜の間、暗い表現が精細すぎて、プレイアーが昼間に明るい部屋で遊ぶと画面が見づらくてつらいです。

自然美にみちた未来に点在する過去の遺跡(=プレイヤーの現代・近未来)がちょっと切ないけど、意外とマッチしてます。絶景ポイントの一部では過去の遺跡の元の姿を見れるデータポイントもあって、崖をよじよじとのぼりながらワクワク。

どんどん美人に見えてくる不思議な主人公

最初はぶっさいくに見えた主人公アーロイ。

人々とのやり取りも、フィールドでのひとりごとも、素朴すぎて愛嬌がない。

異端者として育ったためか、村社会に馴染めていない感満々なシンプルなコミュニケーションだけど、しがらみや偏見なく誰とでも実直に接する。

サブクエでいろいろな人を助けちゃうのはプレイヤーの私だけど、異端者の彼女にいろいろな人とつながりが出来ていくのがとても嬉しい。

なにやらどんどん主人公が好きになって、気付いたら何だか美人に見えちゃうから、摩訶不思議!

音楽

ゲームを終えた後で、どんな音楽だったか全く覚えていない感じです。シーンにマッチしたスムースな出来だったのでしょう。

歩いたり、拾ったり、攻撃したり、攻撃されたりの効果音は、いい感じ。

ストーリー

ストーリー自体は、薄いというか、短いです。

但し、世界観がしっかりしており、十分な膨らみを感じることができます。様々なところで拾えるレポートやメモを読む、人々と接していく、サブクエをこなしてくことで、とても充実したものだと感じるようになります。

あっさりと済ませたければ短くサクッと、ゆったり味わいたければいくらでも深く。自分で選択できます。

アクション

フィールドで出来る事は、ごく一般的。崖をよじ登ったり、泳いだり、飛び移ったり、仕掛けを解いたり。特徴的なのは機械獣を乗り物にできる事。チョコボ的なね。

バトルの相手は、機械獣、バンディッツ(人間)、その両方。機械獣の躍動的な動きに驚きました。「うぉりゃ~ぁ」っとでも言っているかのように飛び蹴りされる感じ。バンディッツ(人間)が相手の時は流石にそこまでの躍動感はないですが、戦い方というか戦術が違うので別ゲー感があってお得(?)。

武器やスキルはさほど多くありませんが、できる事、使い方が多彩。結局使い方をマスターしていないモノも沢山あって、2周目が楽しみです。

道具・宝・アイテムなど

武器、装備、アイテム、スキルなどほとんどのモノが普段の狩りの中で集めたアイテムをもとに作られます。慣れてくるとフィールド移動中に小動物や機械獣を狩って剥ぎ取りしながら走り回るようになります。ただ移動するだけだじゃなくて、楽しい。

各アイテム、持てる数に限りがあるので、売ったり捨てたりがせわしなく感じますケドね。

各地に点在しているデータポイントでログを集めて世界観を知るのも楽しいです。

ダウンロード・データロード

内のネットワークが悪いんだと思いますが、ゲームのダウンロードに30時間かかりました。このせいで週末が1回つぶれています。イタイ。

でもゲーム中のロード時間は、長めではありますが、このレベルの画質、動き、ゲームシステムにしては早い方です。FF15、モンハンワールド、アンチャーテッドに比べてサクサクしているように感じます。

総括

ゲーム自体は普通というか、最近のゲームの良いところを存分に活かしたいい作品。「非の打ちどころがない」というと大げさな感じだけど、「そつがない」というのは過小評価。

いい塩梅の良いゲームでした!

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かんそうぶん

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