秋にドイツに行くと出てくる要注意の果物。それが食べるホオズキです。英語だとGround Cherry。黄色の皮から垣間見えるオレンジ色の小さい実が、小洒落た佇まいで、いかにも美味しそうなこの果物に何度も酸っぱい思いをさせられました。
食べるホオズキ
この絶品巨大チーズケーキの上にちょこんと乗っかってるオレンジの実のことです。
日本でホオズキを食べたことがなく、食べられるものだということすら知りませんでした。初めて食べた時、見た目の可愛さに反するその酸っぱさに衝撃を受けました。
イギリスにもあるハズですが、あまり遭遇しないので、次の秋にドイツに行くまでにはすっかり忘れてしまいます。
そして何故か毎年ドイツで、これを口にして、酸っぱい思いをしています。
ドイツではホオズキとの遭遇率が高いので、食べ慣れればおいしいのかもしれないと挑戦してみるも、目にしたら取り敢えず口に入れてみるも、やっぱダメ。写真のチーズケーキがあまりに大きくて、途中でホオズキを挟んだらめちゃおいしく感じたのが、唯一の成功事例。
イギリスにもどって、何の変哲もないブドウをぱくつきながら、「見た目の可愛さより、安定の甘さよね~」っとまったりと秋の深まりを感じております。