“ブログの個性”と”ブロガーの個性”って同義なの?

作文の上達を目指して、「文章の書き方」について調べている折、“ブログの個性”がブログの収益化に欠かせないと主張する記事を見かけました。

ところが内容は、”ブロガーの個性”を打ち出す為のアドバイスでした。

ん?

個性(Personality)と独自性(Originality)

Googleで、”ブログの個性”と検索すると、約20,500,000件ヒットし、”ブロガーの個性”と検索すると約858,000件ヒットします。

この差からして、個性を持つべきは”ブログ”の方なんだろうな~っと思えるのですが、上記のきっかけとなった記事以外にもいろいろ読んでみたのですが、明確にブログ(コンテンツ)がメインで、ブロガーはサブというような書き方をしている記事は見つかりませんでした。

因みに、ニュアンスとして、ブログの独自性(originality)に近い使い方がされているのかな?っと思ったのですが、このワードだと、約2,580,000件のヒットで、一桁小さいみたいです。

個性があった方がいいのは確か

自社製品の独自性を打ち出して、他社製品との差別化を図る。

おそらく、どこの企業でも言い古された表現です。

顧客に当社の製品を選ぶ理由を与えているか?
ま、そういう事ばかりを考える仕事をしています。

職業病で、休暇に出かけても、そういう事ばかりを考えてしまいます。
例えば…

ランドマークは強い

イギリスやアイルランドには、古城がゴロゴロしています。
小さい都市では、城は街の核であり、自分たちの城は、彼らにとっての観光の目玉になっています。

正直言って、訪問者の私目線では、どこにでもある城の一つです。
パッと見で、特別に凄い何かを感じる事が出来るお城は少なく、その城が見たくて、その街に訪問するケースは更に稀です。

それでも、お城がその街を代表する建物であることが多い以上、とりあえず見とこうか…っという気になります。

ブログ村などのコミュニティーでも、初めて訪問した際は、とりあえず城(ランキング1位)に訪れるのじゃないかな?

その村の目玉ですからね。小さくても「城」であることが、集客の要素になります。

「城」を目指すなら、3つのカテに跨っているよりは、1つのカテに専念し、専門性を磨いたほうが狙いやすいでしょうね。

ランドマークの様な、カテゴリー象徴的なサイトを作るのは大変ですが、完成すればその価値はありそうです。

ただ、村自体の集客力に自サイトの集客力が大きく左右されますから、どの村のランドマークになるかの選定は重要ですね。

もしくは、ノイシュヴァンシュタイン城(シンデレラ城のモデル)のようにそのものが凄い城になって、オストアルゴイ郡フュッセン村の様な「それどこ?」系の村に集客をもたらすのもアリです。

ランドマークとその管理者

ノイシュヴァンシュタイン城の現在の持ち主は誰か…

調べてみましたが、わかりませんでした。

“ブログの個性”(城の個性)のトピックで、”ブロガーの個性”(現在の持ち主、管理者)押しなのに違和感を感じるのは、この部分です。

バッキンガム宮殿には、エリザベス女王が居住しています。これは、売りになります。
エリザベス女王自体が既に強いですから!

ブレナム宮殿には、マルボロ―公爵12世が居住しています。イギリス人にとっては、Jamie Spencer-Churchillは有名人かもしれませんが、他の国の人には響きません。
それでも、ブレナム宮殿は、イギリス有数の観光スポットです。

このブログは、私が書いています。

私は、ブログを育てるなら間違いなく、自分押しよりも、ブログ押しからスタートします。

つまり、コンテンツを充実させて、顧客が訪問する理由を作るのです。

ブログとブロガーの親和性が高すぎて、価値が反転しうるのか?、それとも混同しているだけなのか?

ブログ歴が浅く、その辺りの見極めが難しいところですが、”ブロガー押し”の傾向が強くなっているのは、2016年以降の記事の様です。

ランドマークを目指さないという選択肢

ある村を訪れた人は、城だけ訪問して帰るわけではなく、教会も覗いたり、公園にも足を運んだり、食事をとったり、お茶を飲んだりします。

もしかすると城の入館料よりも付近のレストランの方が潤っている(利益率が高い)かもしれません。

但し、お城1城、教会30軒、レストラン無しというような、アンバランスな村はほぼ存在せず、ちゃんと需要に応じた棲み分けに淘汰されています。

何がいくつ必要かは、その村の人口や文化によって違いますが、過剰供給になると弱いものが淘汰されるのは、定めのようなものです。

そこで、必要なのがポジショニングです。

自分のブログが、教会なのか、公園なのか、レストランなのか、カフェなのかを、分かりやすくしておく事で、訪問者が目的のブログを探しやすくなります。

レストランなら、イタリア料理なのか、ローカル料理なのか、軽食なのか、より明確に打ち出すことで、訪問者が選びやすくなります。

ここはローカル料理のフルコースレストランですよ!っと看板を出してメニューをオモテに出して置いたりすることで、よりスムーズに集客できるから、みんなやってるわけです。

こういうのが、差別化であり、生き残りをかけて出して他社との違いをアピールした結果が、個性だよね…っと、思えてなりません。

生き残りをかけた個性といっても、その地域の中での個性の話なので、地球上で唯一無二の存在になりましょうってレベルじゃないですけど。

因みに、レストランでも磨けばBELMOND LE MANOIR AUX QUAT’SAISONSのように、グレートミルトン、それどこ?、みたいな村に集客ができるようになりますから、得意分野を磨いて強くなるのもアリだと思います。

このレストランの場合、ミシュランで2つ星をとった事、シェフが既に有名シェフであること、そして何より料理がおいしい事などの強みが、何の変哲もない村に人を寄せているのですが、この有名シェフだって、その料理がおいしいから有名になったわけです。

2014年~2015年ぐらいまでは、”ブロガー押し”は、ほどほどで、こういう部分について説明している記事が多いです。

ブログ界では、私がこのブログの筆者です。こんなバックグラウンドで、こんな魅力があります。っと看板に書いておくと、集客が促進されるのでしょうか?

別に人として魅力的でも何でもない私は、ムリしてそこで戦うよりは、もっと違うところで勝負した方がよさそうだと割り切っています。ただ、何故”ブロガー押し”がこんなに強いのか、興味があります。

ブログ界、面白い。

“ブログの個性”と文体

余談ですが…

ブログに個性を持たせるための手段として、よく文体が挙げられている事にも興味が湧きました。

上記の通り、私はテーマの取り方、コンテンツそのものが個性だと思い込んでいるところがあって、装飾部分は大事だけど、サブ扱いしている自分に気づきました。

混乱して、「個性って、なんだっけ?」というレベルに墜落していて、リカバリー困難です。

独自性と個性を同一視してしまったことが、間違いの元なのか?

もしくは、「ブログ」をブログ名(=ブランド名)と理解してはいけなかったのか??

いや、もしかして、個人は一人として同じではないことを利用した、世界で唯一無二というか、日本語圏内で唯一無二の個性を打ち出すことで、レッドオーシャンを超えたブラッディ―オーシャンを泳ぎ切るためのアドバイスだったりして…

だとすれば、レベルが高すぎて、大気圏外。私には理解不能だな。

機会があったら、この辺も頭の中を整理しようと思っています。

投稿者: のろのろ

ブログのカスタマイズをしては、備忘録を書いています。2017年4月にワードプレスデビューし、試行錯誤しながら寝落ちする感じのへなちょこブロガーです。

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