ようこそ、ウラとボツへ

現在、新テーマ「Twentynineteen」のテスト中です。ご不便をおかけするかもしれません。m(__)m

特にプラグインについては、最終更新日が12月12日以前の記事は新テーマで未テストです。ボチボチ進めます。

テスト環境の「Untold Stories」では、英語環境でよりオリジナルに近い形でテスト中です。

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        • “生活防衛資金”の4パターン(3か月~5年分) Saving_Money“生活防衛資金”とは、いざという時のために備えておく、流動性が高く、無リスクの資産です。 急な病気、けが、失業、災害などへの備えですが、それぞれのお宅の考え方によって、準備する金額は、生活費の3か月~2年分と大きくバラついています。 緊急費(3か月分) “生活防衛資金”の中でも緊急費は、最優先事項かと思われます。 急な病気、けがなどで、自分・家族の緊急入院などの際に、最も重要なのは、直ぐに使えるお金であること!です。 最強なのは、「通帳と印鑑」もしくは「キャッシュカードと暗証番号」が揃っていれば、口座名義人でなくとも出金ができちゃう銀行の普通預金でしょうか? スピード重視で、いつでも、どこでも、どなたでも、出金もしくは使用できる状態が好ましいですよね。 ただ、生活費の2年分に相当するお金が一括ですぐに出金しなければならないような状況は起こりにくいよね?っというタイプの人たちが、3か月分ぐらいを貯めているみたいです。 失業、長期療養など(半年~1年分) 出金の緊急性は低いものの、より長期化しやすい失業や長期療養などの備えも考慮するタイプの人たちは、備えも生活費の半年~1年分というように長期化させます。 この場合は、想定した通りの額(無リスク、資産の変動がほとんどない)資産であれば、ひと手間かかるけれども、途中解約が可能な定期預金や個人向け国債などでも要件は満たせますね。 リスク資産の損失確定回避(2年分) 投資をしている人たちは、日々増えたり、減ったりする、リスク資産を抱えています。 物凄く資産価値が減っている時に現金化しなくて済むように、2年分の生活防衛資金を準備する人たちもいます。 この場合、リスク(変動幅)が低い金融商品なら何でもあり、かな? 単に、リスク資産に振り分けないお金っという感じの感覚なのかもしれません。 要は、嵐が過ぎ去るまで耐え忍ぶための生活費です。 … いや、それなら、5年分… かねがね疑問に思っているのは、何故「2年分」なのか? 前回の阿鼻叫喚は2007-2009年、復活したのは2012-2014年。 元の水準に戻るまでに5年ぐらいかかっていますが… 積み立てだと、2009-2011年の3年の間に安くで買えた分の効果が出て、利益に転じるのが早まるのかな?? よくわかりませんな。 なんかズレてるのが、初心者ってもんだ! 私は貯金を始めるはるか昔に株をはじめました。 私が株を買っていた頃は、”生活防衛資金”について考えた事がありませんでした。 困ったら、お母さんに泣きつこう…みたいな。 お金がある程度貯まった後で、もっと増やしたい!っと、投資を始めた人は初めから持っている概念かもしれませんが、その時点で資産管理や貯金においては初心者じゃない気がします。 貯金を始めた頃、貯金をはじめました!最初の目標は「生活防衛資金(2年分)」です♪というような記事を読んで、そのレベルの高さにギョッとした覚えがあります。 貯金に関して無知だった私が、社会人になってから貯金を始めるまでの9年間に辛うじて貯めていたお金は、「自分の葬式代・法事代」と「わずかな遺産」でしたよ… どう?、とんだ明後日の方向なのが、初心者っぽいでしょ?
        • 貯金下手は家にゴミを溜め込んでいる。スリムな家計からは、スリムなゴミ。 empty room 貯金を始めてから、「在宅時」のゴミが増えました。 スリムな家計からは、スリムなゴミしかでないハズなのに… どうもおかしい。 「外出時」のゴミは減った 貯金・節約生活を始めてから、必要なモノを必要な時にしか買わなくなりました。 ただ、何となく家に甘いモノがあると安心なので、少しだけ置いていますが、小腹がすいた時のためにバッグに忍ばせたりすることは無くなりました。 バッグに忍ばせないと、敢えて買ってまで食べないので、外出時にゴミ箱を探す頻度が少なくなりました。 これは、なんだか、いい感じな気がする♪ ところが… 「在宅時」のゴミは増えた (もうやめちゃったけど)自炊をはじめたり、もともと自分ではやっていなかったことを自分でするようになったからだと思いたい。 最初の頃は、毎日よくもまぁ、こんなに沢山のゴミが出るものだな!と驚くほど、ゴミ捨てをしていました。 「買わない」で流入を締めているハズなのに、ゴミが多すぎる。 何かがおかしい… 貯金下手は家にゴミを溜め込んでいる ま、捨てられないなりに、頑張って断捨離に取り組んでいたから、ゴミが多かっただけなのですけどね。 ときめきセンサーがぶっ壊れていて、捨てるものを選ぶのが苦痛です。 ただ、いったんゴミ袋に入れることが出来れば、それらはタダのゴミ。 ゴミ捨て場に運ぶ度に、こんなにたくさんのゴミを溜め込んでいたんだな~っと薄ら寒い思いをしました。 最終的に空き部屋がちゃんと空いた時には感動して記念撮影をしましたっけ。 次の引っ越しまでにまだまだ減らさないといけないのですが、一応すべて収納に収まっているので、断捨離の手を緩めることが出来て心底ホッとしています。 すし詰め状態のクローゼットからは全力で目を逸らして、見えるものしか見ようとしていません。 スリムな家計からは、スリムなゴミ 最近は買い物も少な目、ゴミも少な目。 スッキリと気持ちがいい生活です。 まだ、えせスッキリですが、いつか、きっと、そのうち、たぶん、見える所も見えない所も、どちらも共にスッキリとした本物の貯金上手さんになりたいものです。
        • 「お金で解決する習慣」がつきそうで嫌な”罰金貯金” Saving_Money“罰金貯金”とは、直したい、直してもらいたい癖がある場合、その行動をとったら貯金箱に規定の罰金を入れるだけの、ごくシンプルな貯金法です。 一人遊びは数あれど、”罰金貯金”ほど一人暮らしに虚しさを感じさせる貯金術は、他に思いつきません。新婚カップルがキャッキャとジャレながらやるには楽しい貯金法かもしれません。 和気あいあいとしすぎてもダメです。オナラをした父に「オナラは我慢しない方がいいのよ~」なんて言っちゃう母がいる我が実家では機能しない貯金法です。 “罰金貯金”、成立条件 “罰金貯金”の成功の秘訣はズバリ、「複数人」で行う事です。 そして、参加者全員が自由に使える「お小遣い」を持っていることが”罰金貯金”の成立条件となります。 一人暮らしで自分の「お小遣い」を決めている人がどの位いるのかわかりませんが、「自分のお金」が「自分のお金」に変わるのであれば、罰金として貯金するのではなく、普通に「先取り貯金」した方がマシな気がします。 メンバーのお小遣いから出てはじめて「使うハズのお金」が「貯まるお金」へと、変貌を遂げるのです。 貯金箱に「罰金」を入れる自分を想像すると、「ひゅるる~」っと後ろで木枯らしが吹いている絵が浮かんで、涙出ちゃう。 罰則を考えるのが大変 これがファミリーなら、お父さんが○○したら100円罰金、お子さんが○○したら100円罰金など、家族できゃっきゃ言いながら、しぶしぶ貯金箱にお金を投入している様子が思い浮かびます。 想像するだけで、微笑ましい。 しかし、罰則を考えるのが大変ですね。 無くて七癖。なんて言いますが、罰金を科すほどに止めてほしい事なんて思い浮かびません。 父には「お酒は毎晩一杯まで」、母には「食事を作り過ぎない」的な感じでしょうか? 私は沢山ありそうだけど。 それから、家族が家でお財布を開けている様子が全く想像できません。 何でだろう… そんなこと、どうでもいいか。 「問題をお金で解決する習慣」の是非 ところで、この罰金貯金、問題をお金で解決する習慣がつきそうですよね。 遅刻は500円、オナラは200円、浮気は300万円(←)… それでいいのかな?っと思っちゃう。 お子さんがお友達に罰金を科すようになってしまったら、いじめですからね。 なんかこの習慣を取り入れるのは怖いものがありますね。 貯金嫌いにならない程度に… そして最も避けたいのは、貯金が嫌いになってしまうことです。 「悪いことをした」、「罰金」というネガティブなイメージと「貯金」のイメージが近くなればなるほど、全然楽しくないモノだと思えてくるので、貯金嫌いになりそうです。 うーん。 バカップルがお互いの嫌いなところを直してもらいつつ、いい塩梅でじゃれるのに使うのが「最適解」なのかもしれませんね。笑。 これは、貯金術ではなくて、大人が悪い癖を直す方法だと思うことにします。
        • “安物買いの銭失い”の達人。最低ランクの家具に囲まれて13年… funiture子供の頃、何故か、年を重ねるほどに生活の高級感が増すもの何だろうと思い込んでいました。 ところが、もうそろそろ「惑わず」突入なのに、未だに家具は最低レベルです。 “安物買いの銭失い”の達人 入社して3年間、一人暮らしの家具は、取り敢えず慌てて揃えたメタルラック。 海外赴任が決まってからの最初の7年間、家具付きの賃貸物件で、家具は本当にしぶっちい。(高級感がある家具付きの家は、家賃が高い) イギリスについてからは、家具付きの家が見つからず、会社の補償規定内で買える家具はやはり最低ランクで自分で組み立て。 っと、いった感じで、会社員になってからずっと最低ランクの家具に囲まれて過ごしています。 何だかむなしい… 貯金・節約上手さんたちは、コスパ重視で、数年後に買い替える想定で敢えて耐久性が低いモノを購入したりしているのを見かけますが、最低家具の熟練経験者に言わせると、家具だけは「それなりのモノ」を買ったほうがいいような気がします。 傾いている書棚とか、ガラス扉が壊れているサイドボードとか、いろいろ経験しましたが、安いものは本当に壊れやすいのです。 ※日本のメタルラックは例外的に丈夫でしたケド。 傾いた書棚とか、ガラス扉が壊れているサイドボードに慣れて、なんとも思わなくなります。 そして、慣れ切った自分にも気付けなくなります。 高くはないケド、ちゃんとしたテレビ台 イギリスに赴任してから、1年以上、社費で補填してもらえない「テレビ台」を買わずに過ごしました。 夏のセールで半額になったのを機に、自腹で「テレビ台」を購入しました。 日本円で5万円ぐらい? イギリスでは中の下ぐらいでしょうか? これが配達されたとき、リビングの高級感がぐっと上がって、本当に驚きました!! (それまでテレビを床に平置きしていました) 今まで安物家具に囲まれていてもなんとも思っていなかったけれど、(1年以上)さんざん悩んで自分で気に入って買った家具っていいですね。 家具は意外と買い替えチャンスが少ない 家具って、意外と長く使うというか、ちょっとぐらい壊れていても、ひずんでいても、大きいので、転売も廃棄も億劫で、そう安々と買い換えられません。 先述の通り、気に入っていなくても、マヒしてなんとも思わなくなるので、決定的にダメにならないとなかなか重い腰が上がりません。 このため、いつか本帰国して、一か所に根を下ろしたら、一点一点しっかり吟味して満足できるものを買おう!と肝に銘じているところです。
        • “お掃除ロボ”の真の意義は、片付いていないと使えないこと C-3PO and R2-D2 我が家には、赴任直後に買った格安お掃除ロボと、後でどうしても欲しくなって高熱が出た日に衝動買いをした掃除機が存在します。 細い方をC-3PO、丸い方をR2-D2と名付けて、2台仲良く物置に並べています。 どうせ赴任期間しか使えないので高いものは買いたくないのですが、安すぎてもダメみたいですね。 お掃除ロボは片付いていないと使えない 私がお掃除ロボを買ってよかったな~っと思う最大の理由は、家が片付いていないと使えない事です。 床に何もない状態を作らないとロボはお掃除ができません。 床に何もない状態を作っても、袋小路でゴチゴチしていたりします。 このロボのおかげで、我が家では床に何も置かない状態が続くようになりました。 唯一床に平置きしていたテレビとXboxに突撃しているのが嫌だったので、テレビ台を買う羽目になったとも言えなくありませんが、この話は別の機会に… 意識的に床にモノを置くことは無いのですが、無意識に置いてしまったり、落ちたのを後で拾おうなどと放置したりしていました。 はじめはロボを出動させる前に、自宅を一周してモノが落ちていないか確認していたのですが、そのうち床にモノがあると無意識に片付けるようになりました。 習慣って、すごいです!! おかげさまで、ロボが出動しようが、しまいが、なんとなく片付いた仕上がりになっています。 安物お掃除ロボじゃ、足りなかった 我が家のお掃除ロボが安物なのが良くないのだと思いますが、なかなかウルサイ割に微妙な仕事ぶりです。 それでもしばらくロボだけでお掃除していたのですが、ある日、体調不良で会社を休んだ日に、スーパーで食料を調達した帰りに吸引系の掃除機を衝動買いしてしまいました。 ロボが、安物買いの銭失いだったんだな~。っと、ちょっぴり反省です。 吸引系の掃除機に比べ、寿命が短めみたいだったので、安いものの方が良かろうと思ったのですが、イマイチでした。 それでも、ロボのおかげで普段家が片付いている(片付けているのは私だけれども…)というだけでも買ってよかったなっと思っています。

        筆者のリライト宿題帳

        • 不謹慎な父が”定年退職”の後、無料で入手した魔除け 父が”定年退職”を迎えて間もない頃、家族の集まり(法事)で実家に戻って驚きました。とある政党の政治家の選挙ポスターが家の外壁に貼ってあるではありませんか! 実家では選挙の日は、朝から各政党の公約がまとまった新聞が回覧され、皆で連れ立って選挙へ出かけますが、誰がどの党に投票したかはお互いに知りません。 そういうことは口に出さない家庭だと、ずーっと思っていたのですが、家の外壁に、ポスターが… お父さんが、過激派デビュー!?(割と保守的な政党でしたケド。) 選挙ポスターが貼ってあるだけで大混乱 ギョッとした私は、「どうしたの?、選挙ポスター??」っと聞いてみます。 母が、深くうなずいて、「驚くわよね~。お父さんって、〇〇党を支持していたのね~。」 弟家族も到着後すぐ、「どうしたの?、選挙ポスター??」っと、まったく同じ反応。 父は満足そうな顔をして、ん?、〇〇党の人が訪ねてきて、お宅の壁は目立ちそうだから、ポスター貼ってもいいですか?って聞かれたから、いいですよって答えただけだよ。と答えるのです。 (なんで満足そうな顔なの??) 弟が思わず、「ウチって、家族の間でも支持政党を明かさない平和主義家庭じゃないの?」っと聞いたところ、 「〇〇党を支持しているなんて、一言も言っていないよ。」っとしゃーしゃーと宣う父。 (全員絶句) いや、ポスターを貼ったという事は、「この家は〇〇党を支持しています!」っとアピールしているようにしか見えないでしょう? 定年退職後の自宅への突然の来客は応対が面倒… 他人の目から見たら、そうだね。でもそれで他の政党の人が訪ねてこなくなったから、いいよ。家にいると、人が訪ねてくると応対するのが面倒くさくて。人払いの魔除け。だそうです いやいやいやいや… 20年以上同じ地域に住んでおり、それまで選挙ポスターなんて貼ったことがなかったので、ご近所さん達もびっくりしたらしく、母はいろいろ聞かれたらしいです。 家族がみんなで嫌がったので、それからポスターはお断りしているそうです。
        • “60歳”を過ぎてもまだ働くつもりの母 “60歳”になって数年の母ともうすぐ40歳になる私。親子でも働くことに対する感覚が大きく違うように思えます。 母はまだ少しだけ働きたいと感じ、私は出来るだけ早く完全リタイアしたいと感じているのです。 社会との関わり方の距離感も大きく違います。 “60歳”を過ぎてもまだ働くつもりの母 昨年還暦を迎えた母は、心臓が悪いのに、自分は元気だと思っていて、まだ働く気が満々の様なんです。 週に3回、1回4時間、週に12時間の事務のバイト(パート)をしていて、それではちょっと物足りないのか、別のパートを週に1回入れています。ダブルワーク!!です。 加えて、キルトの習い事をしていて、祖母のホームにお見舞いに行ったり、結構多忙な人です。 母が働き続ける理由は、お金だけではありません。 規則正しい生活、 人との交流、 そして働けば何らかの収入が入ってくるから、 切り崩すばかりじゃなくなく、遊んでる分ぐらいはお金が入ることに対する安心感があるようです。 まぁ、ずっと父と2人で、テレビを見ているっというよりは、いいかもしれません。 私の実家では、リタイア歴14年の父がリタイアライフの主導権を握っていますから、新参者の母は、既に作られた環境に適応するしかないですからね… 新参者は肩身が狭い? 60歳過ぎての「セミ」リタイア人口は多いかも? キルト教室の他の生徒は、皆さん母より年上で、なおかつ仕事を続けている人ばかりの様です。 すごいことです。 どなた様も、週に数回、短時間、お金が必要な若い人たちが敬遠する隙間バイト(パート)が多いようです。 これって、いわゆるセミリタイアですよね。リタイアエイジのセミリタイア。結構多そうな感じです。 そして、働いているのに、楽しそう。 働く必要性がなくなった後は、働くことを趣味的に楽しく感じるようになるのかな?? 出不精の私を心配する母 私の母は、私のアーリーリタイアメントには一切反対していないのですが、社会性を保つためにちょっと働くことを勧めます。私のことを出不精だと思っている母だからこそのアドバイスかもしれません。 これだけ移動が多い人間のどこが出不精だ!っと呆れたくなる半面、確かに必要がなければ外に出ないかも?と、少々心当たりがあります。 まぁ、折角アドバイスをくれているのですから、傾聴した方がよさそうです。 私は、あまり社交的な方ではないのか、だれにも会わなくても、割と平気です。 周りにもそんなに社交的な人はいませんから、月に1度、3人ぐらいとお茶かごはんへ行けば多い方です。 そういった意味で、ちょいちょいお出かけして、毎日忙しくしている母からすれば、実家に帰った時に必要最低限しか出かけない私のことが気にかかるんだろうな~。 弟はどうやら実家に帰っても、ゆっくり家には滞在せず、盛んに社交に勤しんでいるようですし、少し他人と触れ合うタイプの趣味を持った方がいいかもしれません。
        • 映画、「クレイマー、クレイマー」感想+ネタバレ この映画は、子供の頃、子供の立場で観た映画です。テレビで繰り返し放映していました。「クレイマー、クレイマー」が「Kramer vs. Kramer」という親権を争う裁判名であることを知ったのはずっと後になってからです。そのころから30年以上たってもずっと覚えているということ自体が驚異的です。親になったことがありませんから、親の立場では書けませんが、大人になった立場でみなおしてみました。 基本情報 邦題 クレイマー、クレイマー 原題 Kramer vs. Kramer タイプ ドラマ 公開年 1979/12/19 監督 ロバート・ベントン 脚本 ロバート・ベントン 原作者 エイヴリー・コーマン 出演者 ダスティン・ホフマン, メリル・ストリープ 公式サイトURL おすすめ度 5 (1~5点) ストーリー 1979年のアメリカ核家族の離婚劇。有能な広告マンのテッドと専業主婦ジョアンナの結婚生活は、ジョアンナの突然の家出で幕を閉じる。 5歳の一人息子ビリーの子育ても家事も全く不慣れで大変。ボロボロになりながら、ようやく新しい生活に慣れてきたころ、突然ジョアンナから連絡が入り、会いに行くと「離婚したい&養育権欲しい」のダブルダブルパンチ。 感想 メリル・ストリープ、若っつ! ダスティン・ホフマンも、若っつ! 1979年の作品で実に38年も経っているのに、まだ泣ける 普遍的なテーマを扱っているからでしょうか? 映像やその時代特有の価値観は、古臭くなっていますが、心の動きは変わりませんからね。 この40年で女性の労働環境が大きく変わったように思います。 社会進出できなかった女性が、社会進出しやすくなったと思われますし、結婚後は「専業主婦」というコースは一般的でなくなったように思います。 更には、「専業主婦」を望む女性も、働かざるを得ない環境にあるともいえるかもしれません。 更に40年後には「専業主婦」が「セレブ・富裕層」のシンボルとして、憧れの的になっているかもしれませんね。 メリル・ストリープ演じる5歳児の母親ジョアンナは、周囲に期待されるロールを全うするのが負担になり、愛する子供を置いてまで家を出てしまいます。 家を出るのを止めるダスティン・ホフマン演じる夫・テッドに、Don’t make me go in there. If you do, I swear, one day, next week, maybe next year, I will go right up to the window.(家の中に戻そうとしないで!もしあなたが家に押し込めようとしたら、私はいつの日か、来週か、来年か、分からないけど、必ずきっと、窓から飛び降りちゃうわ。)と言って振り切ります。 この言葉の前までは、テッドは事の深刻さを理解しておらず、いつものようになだめられると思っていたんですね。 かなり切羽詰っていますね。これ以降はネタバレ編に書きますね。 div#KramervsKramer { display: none; } ストーリーは二人の間の溝(というか大河)を浮き彫りにするところから始まるのですが、精神的に追い詰められたジョアンナと、全く理解することができなかったテッドが非常に対照的に描かれています。 仕事人間だったテッドは、ビリー(子供)中心の生活に切り替えるのですが、うまくいかない部分も多く、大人気なく怒鳴りつけちゃったり、喧嘩しちゃったり、しながらコミュニケーションを深めていきます。これは、ジョアンナが出ていかなければ、起きえなかっただろうと思われるので、災いが転じて福となっている最も大きな部分でしょう。 仲直りのシーンで、ビリーが僕が悪い子だったから、ママは出ていっちゃったの?的なことを聞きます。それに対してテッドは、ビリーにこう説明します。 ママは君のことをとても愛しているよ。パパがでも長い間ママを理想の型にはめ込もうとしたのだけど、ママはそんなタイプじゃなかったんだよ。ママはパパを幸せにするためにすごく頑張ったんだよ。でも難しくて話し合おうとしたんだけれど、パパは仕事が忙しいって、自分の事ばっかりで、聞こうとしなかったんだ。 パパが幸せだったら、ママは幸せなんだと思い込んでいたんだよ。でもママは実はすごく悲しかったんだ。 ママがこれまで家を出られなかったのは、君をとても愛していたからだよ。でもとうとう耐えられなくなってしまったんだ。だから君が原因で家を出たのではなく、パパが原因で家を出たんだよ。 なんだか凄いです。 大人扱い?というか、ちゃんと向き合っていますね。 そして、ビリーがDad, I am sorry.とかDad, I love you.とか、そういう事を言うたびに、そういう文化なんだとは分かっていても、そのコミュニケーション力の高さに感動します。ごめんなさいはあっても、両親に愛しているよなんて、言ったことがないですから。 学芸会へいったり、 自転車にのれるようになったり、 ジャングルジムから落ちて何針もぬったり、 そして、有名な「フレンチトースト」。最初は酷いありさまだったのですが、ビリーが家を出なければならない朝は、呼吸ぴったりのチームワークです。 そして、ジョアンナがニューヨークに戻ってきます。ジョアンナから語られた家を出た理由というのは、これまでの人生ずっと誰かの母で、妻で、娘で…自分が何者かわからなかった。カリフォルニアに行って、自分を見つけて、仕事も見つけて、自分にもビリーを養えることがわかった。そして自分にとって何が最も大切かがわかったの…と、親権を主張します。 裁判の開始です。 タイミング悪くずっと子供との生活を優先してきたテッドは職を失ってします。 火事場の馬鹿力?? 凄い強引さで、給与減も飲み込んで、クリスマス前のそぞろな時期になんとか仕事を見つけます。戦うパパです。 裁判は、お互いの悪いところを指摘しあう消耗戦です。 テッドは残念ながら負けてしまい、費用がかかろうとも上訴する気満々でいたのですが、弁護士から勝つためには子供を法廷に立たせて証言させましょうとの提案に、断念します。 ジョアンナの友人マーガレットが、いつの間にかテッドの友人マーガレットに変わっていくところもジーンとします。徐々に信頼関係を気付いていき、裁判ではテッドとビリーの素晴らしい関係をジョアンナに伝えようとします。泣ける。 そして、ジョアンナがビリーを迎えにくる朝、ジョアンナは、ビリーの「家」は、既にあったことを受け止め、一緒に暮らすことを断念します。ジョアンナが一人でビリーに説明に行くところでエンディングです。お互いに折り合いがついた瞬間です。 この映画に対してずっと抱いてきたイメージは、「悲しい話」だったのですが、見返してみると、妻にとっても、夫にとっても、自分にとって大切なものは何か?を知り、それを大切にすることのきっかけとなったベストエンディングだと思えるようになりました。